パソコン離れが進んでる? 便利な世の中こんなところで弊害が...
大学に入って驚いたことがある。それは、タイピングのスピードが遅い人が結構いるということだ。
ある日、私が30分で終わらせられるレポートを、1時間も2時間もかけている友人を見つけた。
なぜそんなに時間がかかるのかと聞くと、今までパソコンに触ってこなかったから、文章は思いつくのにタイピングが追い付かないのだと答えた。
私は元々一般の人よりタイピングは早かった。
私の親は、「携帯を持つのは中学生から」「ゲームが欲しいならプレゼンして説得できたら買ってあげる」など、割と電子機器にはうるさい方だった。
結局私は、友達がゲームを買っても、従兄弟が皆ゲームを買ってもゲームを買うことはなかった。
そんな中、半分こっそり半分親の前でも使っていたのがパソコンである。
パソコンについては、一部ロックもかかっていたためか意外と親の規制も緩く、小学生の頃は調べ物などに使っていた。
そして中学生になると、パソコンの簡単な無料ゲームをするようになり、高校時代は「ガンダムオンライン」などの本格オンラインゲームを無課金でするようになった。
私はこのようにゲームを通してタイピングが自然と早くなった。
移動はW, A, S, Dが基本で、武器の切り替えは「R」、ダッシュはスペース。さらには戦況に合わせてチャットを送るようになると、短い文章を一瞬で打てるようになった。
そのため、高校の情報の授業であったタイピングゲームなどは、圧倒的に他の人より高得点を出していたのを覚えている。
現在、ほとんどの大学でパソコンは必携となっている。
それは、レポートをデータとして集めることができたり、オンライン授業ができたりと様々なメリットがあるからであるが、今までパソコンを触ってこなかった人からしたら確かに地獄だろうと思う。
私は3浪したというのもあって、パソコンの方が携帯などより優秀な時代だったため、現役の同級生よりもパソコンに触れる機会が多かった。
しかし、今となってはスマホがパソコンのように使えるようになり、入力はキーボードではなくフリック入力が主流となり、タッチすれば入力もいらない。
ゲームも、パソコンやゲーム機と同じぐらいのクオリティのものをスマホで遊ぶことができる。
このままいけば、10代のキーボード離れは進むいっぽうだ。
パソコンはロックもかけられるし、親の目に置くところにおいておけるため、携帯を持たせるよりも安心感はあるだろう。
「大学に入ってから苦労することになる」というように、将来のことを見据えた上では、簡単に携帯を与えたり、逆に無闇にパソコンを禁止するのではなく、今の小学生、中学生は少しずつでもパソコンに触れていく機会を増やしていくべきなのではないかと私は思う。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ちなみに私は未だにスマホはタイピング入力です笑
タイピングソフトを載せてみました。ネット検索をさせるのに抵抗があるという方も、ゲームのソフトとして与えれば、そこから外れることはないので、ソフトとしてパソコンに入れてみるのもいいかもしれませんね。
大学入試二次試験始まりましたが、「2年生」...準備はできてますか? 現役高校生が勉強で考えるべきこととは?
今日は大学入試二次試験当日ですね。
私は現在大学医学部3年生になるわけですが、大学受験は4回も経験しました。それはそれは色々な苦い経験を繰り返しました笑。
高校3年生の皆さんには、今まで学んだ成果を十分に発揮して頑張ってほしいです。本当に応援しています。
しかしその声はもう届きません!今まさにテスト頑張ってますからね。今その声が一番届くのは、大学入試を1年後に控えた2年生だと思います。
私はバイトで塾講師をしているのですが、昨日高校2年生の女の子に、大学受験に必要な勉強法を話していました。
そしたらその子に、「私はこの2年間何してたんですかね?笑」と言われてしまいました。「いや、しゃーない!!笑」
うん、しゃーないんよ。
高校生なんて、1年生の時は高校受験から解放されて、友達と遊んで、勉強はまだ大丈夫と言い聞かせて部活と遊びに全力を費やす。
2年生になって成績が気になりだすけど、1年生で習得できてない知識を取り返そうとしてるのに学校の進度はじゃんじゃん進んで、意味も分からず課題をこなして何を学んでいるかなんて考えてる暇なんてありません。
塾に行っている子ですらそんな調子です。
しかし時間というのは残酷なもので、1年後に受験はあちらからやってきます。
さらに対戦相手は、今まで成績を競っていた同級生だけではなく、他校に行った優秀な○○君や○○ちゃん、皆が体育の授業で遊んでいる間勉強しかしてこなかった予備校で1年間鍛えられた社会的地位に飢えた屈強な戦士たち。
この時期にそれに気付けている2年生がどれだけいるでしょうか。早く気付けた者から順に受験に受かっていくことでしょう。
それでは今、勉強で困っている2年生はどうしていけばいいのでしょうか?
大きくは2つあると思います。
1つ目は、間違えた問題を解き直すのは当然として、間違えた問題から「何の知識が足りていなかったのか」「どのような間違い方をしたのか」「どのようにしたら同じ間違いをしないか」を考えて、それをいつでも確認できる状態にしておくことです。
こちら私が3浪目にようやくそれに気付いて作り出した、全科目のまとめノートです。例えば理科のノートはこんな感じになってます。
もちろん教科書などの知識などもまとめていますが、どのように間違ったかとか解いていく上での注意点というのも記載しているのが分かると思います。
思考力が問われるような応用問題でも、大きく見ればパターンと言えたりします。一度間違った問題から、そのパターンの問題を次に正解できる確率をどれだけ上げられるかが勝負なんです。
高校生なんて同じ問題を何回も解いてる時間は無いし、大抵の問題は一回解いたらもう二度と出会わないなんてこと少なくないですからね。
私もこのノートはラスト1年で作りました。受験まであと1年ある2年生諸君にできないわけはないです。
そして2つ目は、できる問題を何回も解かないことです。
高校生は自分が解ける問題、分野、科目に自信をもって「それだけは解けるぞ!」みたいな人が多いです。得意分野がある?大いに結構。
しかし、それを何回も解いて丸を付けて気持ち良くなっているのはただの自己満足です。たとえそれが万人に解けない難しい問題だったとしても、そんな問題出ても1問です。
君たちには、あと1年しかないんです。いかに教科書得た知識を問題で網羅し、解けるようになっていくかが最大のカギなんです。
さて、私が言いたいことは言えました。これを読んでいるのが、高校2年生かもしれないし、その親かもしれないし、その兄弟かもしれない。
誰が読むかは分かりませんが、勉強、受験に対する不安を抱くのは早ければ早い方が良いです。もし身近に受験を迎える運命にある子がいたら、少し発破かけてやったり、「こんなことが大事らしいよ」と教えてあげてくれたら、この記事を書いた価値があります。
また、受験に関しては大学、学部や学科などによって入試の問題傾向、配点、必要科目などが変わってくるため、志望校は早めに設定して、その大学に入るには何が必要かを見定めて勉強して最短距離を走りましょう!
問題の参考書だけでなく、大学の選び方などを迷っている方に向けても、様々な本が出版されています。もし困った時は何か1冊でも買ってみて参考にしてみてもいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。良き受験ライフをお過ごしくださいませ。ぐば~い✋